漫画『明日ちゃんのセーラー服』面白い?あらすじから全て解説します【感想/レビュー】

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©Hiro2017 漫画 明日ちゃんのセーラー服 1巻 表紙より引用

『明日ちゃんのセーラー服』ってどんな感じのマンガなの?

おもしろい? おすすめ?

という疑問・質問にお答えします。

この記事では、漫画『明日ちゃんのセーラー服』について詳しく解説しつつ、実際に本作を読んでいる私個人の感想・レビューも合わせて紹介していきます。

本作が気になっている人は参考にしてみてください。

  • 作品への感想は私の個人的な意見です。作者様の意図とは異なる場合がございます。また、感想の内容は時期によって多少変化するので、修正・変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 当記事には作品をわかりやすく伝えるために、一部分を引用させていただいております。詳しくは当ブログのプライバシーポリシーをご参照ください。
  • 当記事にはネタバレの要素が含まれている可能性があります。ご注意ください。
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明日ちゃんのセーラー服:基本情報とあらすじ

ジャンル 青春、学園、日常
作者
出版社 集英社
掲載サイト となりのヤングジャンプ
レーベル ヤングジャンプ・コミックス
巻数 未完(9巻/2021年10月時点)
アニメ 2022年1月放送開始予定

~あらすじ~

明日 小路(あけび こみち)は、アイドルの福元幹(ふくもと みき)をコマーシャルで偶然見かけ、彼女自身とそして彼女が着ていた田舎の名門女子校の私立蠟梅(ろうばい)学園中等部のセーラー服に一目惚れする。

後に母親が幹と同じ学校へ通っていたのを知り、自分も蠟梅学園を受験し、もし合格したら母親にセーラー服を仕立ててもらうという約束をする。

小路は無事合格し、セーラー服を着て入学式に臨むが、そこで蠟梅学園の制服が、既にブレザーに変更されていたことを知る。

学校側は事情を見てセーラー服での学校生活を許可するが、小路は自分以外の生徒がブレザーを着ている環境に萎縮して弱音を零してしまう。

しかし、妹の花緒(かお)からの叱咤を受け、自分だけがセーラー服を着ているならば人より注目を集められ、友達を作りやすいのではないかと考える。

翌朝、小路は考えた末にセーラー服を着て玄関に立ち、笑顔で登校する。

(引用:明日ちゃんのセーラー服 – Wikipedia)

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明日ちゃんのセーラー服:作品の特徴

ここでは本作の特徴を紹介していきます。

  • 自分が好きそうな作品なのか
  • 自分が求めているような作品なのか
  • 自分に合っていそうな作品なのか

などの参考にしてみてください▼

1:可憐な少女たちの日常と青春

本作は憧れていたセーラー服に身を包んだ主人公の明日ちゃんが、クラスメイトたちとの交流を通して少しずつ親しい間柄になっていき、一緒に遊んだり、年頃の悩みや葛藤と対峙したり等の様子を描いた作品です。

ジャンルとしては日常系とも言えますが、他の日常系作品のようなギャグ・コメディ的な要素は少なく、イジメや仲間外れをされた暗い過去を持つキャラクターなども登場したり等、シリアスな内容も少し含まれているため、日常系というよりも“青春学園モノ”のほうがイメージとしては近いです。

もちろん可愛くて萌えるような場面もありますし、女子校を舞台にしているので、女の子同士の仲良しな様子(百合っぽい要素)も割とたくさん観られます。

ですが、お年頃の少女たちの身体や精神の成長、心や感情の変化、人間関係における問題などを細かく表現している面が強いので、やはり一般的な日常系作品・萌え系の作品とは言えません。

joker
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可愛い少女たちのゆるい日常を楽しむというよりも、少女たちが成長していく様子を細かい描写を通して観察するという感じですかね。

2:主人公が周囲に影響を与えていく展開

本作は主人公の明日ちゃんが、クラスメイトの1人1人と交流を深めていく様子をメインに描かれる短編のような形式になっています(話が数話ほど続く場合もあり)

天真爛漫でコミュニケーション能力が高いにも関わらず、同学年の生徒が1人もいなかったせいで小学生の時には友達がいなかった明日ちゃんが、自分から積極的に友達を作るためにクラスメイトたちと交流を図り、少しずつ仲良くなっていくという感じです。

緑に囲まれた大自然の田舎でのびのびと育った明日ちゃんの純粋で明るい性格に、クラスメイトたちも徐々に惹かれていき、各々が抱えている悩みや葛藤を明日ちゃんの大胆でまっすぐな言動によって、前向きに捉えていく展開が目立ちます。

明日ちゃんの屈託のない明るさ・純粋さ・可愛さが周囲に与える影響と、それにより変化していく少女たち(クラスメイト)の内面、各々の成長を楽しむような作品ですね。

3:細かい描写とスローテンポ

本作は他のマンガ作品と比べると、非常に細かい描写が目立ちます。

キャラクターの表情やちょっとした仕草、髪を結ぶ時の動き、制服を着替える時の様子など、普通ならば省略して描くか、描いたとしても少ないカットで終わらせるような場面を丁寧に描き込んでいるのです。

また、驚くべきことにこれらの動きを“数ページに渡ってコマ送りのように描いている”部分も多く、この手のジャンルのマンガ作品では、あまり観ることが無いような表現を取り入れています。

細かい描写とコマ送りのような表現を用いているためなのか、本作には世界観にマッチした独特のスローなテンポが流れており、年頃の少女たちの微妙な感情の変化などが絵を通して伝わってくるかのようです。

4:フェチズムを刺激する表現

本作は性的な表現やお色気シーンのようなものは一切ありません。

ただ、制服を着替える場面や髪を結ぶ時の動きなどを細かく描写しているため、見る人によっては特定のフェチズムを強く刺激されやすい作品と言えるでしょう。

女子中学生のボディラインや衣服から透けている下着の線、くちびるや脚などのセクシーに見えやすい体のパーツ等、ところどころに微かなエロティシズムを感じることが可能なくらい魅力的な表現になっています。

意図的に性欲を搔き立てるような描写や展開はありませんが、少女たちの動きや仕草の中から見える“自然な色気”は作中の至る所に描かれており、このような点も本作の魅力・特徴と言えます。

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明日ちゃんのセーラー服:主要なキャラクター

ここでは本作に登場する主要なキャラクターを数人ほど紹介していきます。

  • 自分の好きな感じのキャラなのか

などの参考にしてみてください▼

明日 小路(あけび こみち)

本作の主人公。

アイドル・福本幹が出演している清涼飲料水のCMを見たことで、彼女自身と彼女が来ていたセーラー服に憧れを抱き、名門女子校である私立蠟梅学園中等部へと入学。

小学校では自分以外に同学年の生徒がいなかっため、その反動から中学では自分から積極的に友達を作るために行動している。

性格は明るく元気で外交的ではあるものの、開放的な田舎でのびのびと育ったせいか少し常識に欠ける部分があり、後先を考えない突飛な行動を起こすこともある。

運動神経が非常に良く、難しい器械体操などを難なくこなし、短距離走ではクラスで最速の記録を出し、体育祭では水泳リレーのメンバーにも選ばれている。

性格が災いして失敗してしまうこともあるため、基本的にはまだまだ子供っぽいと言えるが、ふとした時に年齢に不相応な大人びた表情を見せることもある。

アイドルの物真似や小説の朗読の際には、他人を感嘆させるほどの高い演技力・表現力を見せており、悩んでいた部活動選びの際にはそれを活かせるような演劇部に入部した。

木崎 江利花(きざき えりか)

小路が登校初日の朝に教室で初めて出会ったクラスメイト。

美しい金色の髪をツーサイドアップの髪型にしており、お嬢様のような雰囲気と気品のある言動が特徴的な美少女。

おしとやかで優しい性格であるため、見た目と合わせて大人っぽく見られることもあるが、年相応な表情や感情的な面を表に出すことも多い。

バイオリンやピアノなどの楽器を幼いころから習っており、その腕前はクラスメイトたちから称賛を浴びるほどではあるものの、本人は「ただの習い事」と謙遜している。

実家も複数人の家政婦がいるほどお金持ちなお嬢様だが、実は庶民的な活動に憧れを持っていて、部活動も山岳部に所属。

不安や緊張を抱いた際に爪切りの音を聞いて心を落ち着かせる習慣があり、小路と初めて出会った時にも教室で1人、心を落ち着かせるために爪を切っているところを小路に見られている。

小路の大胆で突飛な行動を「見ているだけでおもしろい」と興味を持ち、次第に仲良くなっていく。

兎原 透子(うさぎはら とうこ)

口数の多さと溌溂とした性格、大きく出ているおでこがチャームポイントな女の子。

明るく元気でよくしゃべるが、しっかりと周りの空気を読んで気遣いの出来る一面も持つ。

学園の寮『満月寮』で生活をしており、実家が洋菓子店であることから菓子作りを得意としているため、寮生たちに色々なお菓子を作って振る舞っている。

席順が前後であることや、1人だけセーラー服で目立っていたという理由から小路に興味津々で話しかけ、次第に打ち解けていった。

小学生の時にイジメを受けていた過去があり、その環境から逃れるために学校の子たちが誰も来ないであろう蠟梅学園に行くことを決めたという経緯がある。

古城 智乃(こじょう ともの)

おとなしい性格をしている眼鏡をかけた女の子。

本を読むのが好きなことから早期に文芸部へ入部しており、読むだけでなく、自分で書いてみたいとも考えている様子。

小路とはハンカチを借りたことをきっかけに打ち解けており、部活動選びに悩んでいた小路と共に部活見学に付き合っている。

小説の朗読をする小路の演技力・表現力に感嘆したことから、部活見学の最後に演劇部を見に行こうと提案し、小路が演劇部へ入部するきっかけを作った。

学校には祖母の家から通っている。

龍守 逢(たつもり あい)

ポニーテールと得意満面な表情がトレードマークの女の子。

クラスの副委員長を務めており、委員長の谷川 景(たにがわ けい)と共にクラスで1位、2位を争う成績優秀者。

体育祭やお祭りの射的など、勉強に限ることなく勝負事や遊び全般に対して真剣に挑む勝気な性格をしている。

同じ塾に通う透子からは「短期で怒りっぽい」と評価されるが、お互いに冗談を言い合ったり、下の名前で呼び合うなど仲が悪いわけではない。

小学生の時に周囲の子たちと上手く馴染めず、「ガリ勉」「チビ」と呼ばれるなどのイジメ・仲間外れのような扱いを受けていた過去を持つ。

とりあえず数名ほど紹介しましたが、本作には他にも、、、

  • 居眠りの常習犯・神黙 根子(かみもく ねこ)
  • 水泳が得意な関西っ子・水上 りり(みなかみ りり)
  • 男勝りなクールガール・鷲尾 瞳(わしお ひとみ)

など、計16名の魅力的なクラスメイトたちに加え、明日ちゃんや木崎さんの家族なども登場します。

気になる人はぜひとも本作を手に取ってみてください。

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ちなみにブログ著者である私の好きなキャラクターは、水上りり、平岩蛍、神黙根子などのクラスメイトたちなんですが、一番好きなのは明日ちゃんのお母さんである明日ユワさんですね。めちゃくちゃセクシーなんですよ!(水着回もあるよw)

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明日ちゃんのセーラー服:「おもしろい!」と思った5つの理由

ここからは、当ブログの著者である私が実際に本作を読んで「これはおもしろい!」と思った理由をいくつか紹介・解説していきます▼

1:細かい描写によるリアルな少女たち

本作は細かい描写で描かれた少女たちがとても魅力的です。

ちょっとした動きや仕草までも丁寧に描かれているため、絵の密度とそこから得られる情報量がとても多く、読者としては“そこに本当に少女たちがいるかのようなリアリティ”を感じることがあります。

単純に「画力が高い」と言うことも出来ますが、正確には「密度の濃い絵を描く力が高い」という感じかもしれません。

少女たちの生々しいとまで言える存在感や実在性を感じながら楽しめる作品なので、可愛い女の子大好きな私には大変魅力的に感じるポイントです。

2:ほど良く感じられるエロティシズム

本作には性的な描写や展開はありませんが、少女たちが見せる動きや仕草から“自然な色気”という名のエロティシズムを感じることが出来ます。

制服を着替える様子や髪を結ぶ時の動きなどを細かく描いているため、特定のフェチズムを強く刺激され、年頃を迎えた少女たちの初心な色香が読者の心を魅了してきます。

直接的なエロスよりも、日常風景の中で行われる自然な動きや仕草から感じ取ることが出来る微かなエロスのほうが、心をグッと掴まれて離れられなくなる魔性の魅力があると思いますね。

3:年頃の少女たちの内面の表現

本作は絵自体の描写が非常に細かく、独特のテンポを生み出すコマ送りのような表現方法も相まって、少女たちの繊細な感情や心の機微と言った内面がよく表現されています。

小学生から中学生への成長、初めてできたお友達との交流、少し大人びたことへの挑戦、すれ違いによる衝突など、嬉しさや恥ずかしさ、悲しみ、興奮、戸惑いと言った、年頃の少女たちの内面の変化が絵を通して伝わってくるのです。

そのため、本当に間近で少女たちの日々の成長を観察しているというか、見守っているような気分になり、作品世界へと没入してしまう魅力が感じられました。

4:スローテンポによる空気感

すでに何度もお伝えしておりますが、本作は絵の描写が細かい上に、コマ送りのような表現もところどころにあります。

それに加え、セリフが少ないままで話が展開していき、少女たちの表情や動きや仕草、周囲の様子や風景だけが流れていくこともあるので、全体的にスローペースなテンポが漂っています。

さきほど、本作の特徴について、、、

日常系というよりも“青春学園モノ”のほうがイメージとしては近い

と言いましたが、このようなスローなテンポ、ゆったりとした雰囲気、優しい空気感などは、完全に日常系そのものだと思います。

細かい描写と丁寧な描き込みからは少女たちの内面や自然な色気などを感じることが出来るだけでなく、それをより深く味わえるゆったりとした心地良い空気感も同時に表現されているのです。

青春学園モノとしての部分が大きいながらも、大枠としては日常系の側面もあるため、つい何度も読み返したくなる中毒性のような魅力を持っているように感じます。

5:漫画と画集の中間作品

本作は漫画という形態の作品ですが、細かい描写やコマ送りのような表現が目立つため、複数のイラストレーションから構成された画集のような作品とも言える気がします。

漫画作品としてストーリーやキャラクターなどをメインに楽しむことも出来ますし、画集作品として絵やイラストの魅力だけを楽しむということも出来るという感じですね。

また、絵やイラストなどの創作をしている人からすれば、参考資料としても十分だと思えるほどの画力と表現の幅が詰まっているので、そういう意味でも優れた作品だと思います。

joker
joker

日々の生活で疲れた時、本作をパラパラっと眺めるだけでも、繊細で美しい少女たちの絵に癒されるのでマジでオススメです。

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明日ちゃんのセーラー服:「ここは微妙かも…」と思った1つの理由

続いては、当ブログの著者である私が実際に本作を読んで「ここは微妙かも…」と思った理由を紹介・解説していきます▼

1:感情表現が過剰すぎる

本作は少女たちの動きや仕草、表情などから内面の様子を感じることが出来ますが、目に見えてわかるように描写されている感情表現には、やや過剰なものが多い気がします。

漫画的な感情表現は少しオーバーリアクション気味に描かれるのが基本ですが、本作の場合は、その範疇を超えているように思える部分がたまに見られるのです。

例えば、コミックス2巻の20ページには、主人公の明日ちゃんが自分のセーラー服にアイロンがけをし、ハンガーにかけて壁に吊るした後、頬を赤らめながらセーラー服にキスをするという場面が描かれています。

お母さんに作ってもらった憧れのセーラー服を大切にしているという意味合いの描写だとは思いますが、見ているこちらも恥ずかしくなるような非現実的な描写すぎるというか、あまりにも違和感のある純粋性の描き方が目についてしまうのです。

このような感じで本作にはたまに「うーん…」となるような、飲み込みづらい感情表現が描かれている部分があるため、少し微妙かなーと思いました。

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【結論】明日ちゃんのセーラー服:おすすめの作品なのか?

ここまで本作『明日ちゃんのセーラー服』について紹介・解説をしてきましたが、結論としては以下のような感じになります▼

▼こんな人にはオススメ出来る▼

  • 可愛い女の子が好きな人
  • 女の子同士の交流を見るのが好きな人
  • 少女たちの日常と成長を見るのが好きな人
  • 少女たちの自然な色気に刺激されたい人
  • 少女たちの動きや仕草に萌える人
  • ゆったりとした流れで進む物語が好きな人
  • 細かく描き込まれた絵が好きな人

▼こんな人にはオススメ出来ない▼

  • 一般的な日常系作品を期待している人
  • ギャグやコメディ要素を求めている人
  • 未成年の性的な表現に嫌悪感を持つ人
  • 行間を読むのが苦手な人

実際に本作を読んでいる私個人としては、少女たちの魅力を堪能できる最高の作品だと思っています。

天真爛漫な明日ちゃんの言動は時に失敗してしまうこともありますが、周囲の子たちに様々な影響を与え、それぞれが持つ悩みや葛藤に対して前向きになっていき、共に今を幸せに過ごしていこうとする様子がとても暖かくて微笑ましいです。

年頃の少女たちが交流を持つことで生まれる感情や心の変化、少しずつ成長しながら過ごしていく日々を細かい描写と表現で描いているため、作品全体の空気にも少女たちの甘美な香りが漂う魅力的な作品だと思います。

点数を付けるとすれば、100点満点中、90点ぐらいの高得点という感じですね。

ということで記事は以上になります。

本作が気になっている人の参考になれば幸いです。

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重度の精神障害と発達障害、HSP、小児性愛などを抱える無職歴10年以上の社会不適合者、犯罪者予備軍大将、無敵の人。

酒を飲みながら絵を描いたり、立体物を作ったり、ブログを書くのが日課。

自殺する予定で生活しているので、ブログの更新が止まったら私が自殺したと思ってください。

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