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漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』感想・レビュー・評価

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©Roh Kawai 2016 漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』1巻 表紙より引用

『ギャルとオタクはわかりあえない。』の感想・レビュー・評価です。

  • 「地味な女の子が実は…」みたいな話が好きな人
  • すれ違いや勘違いで展開する物語が好きな人
  • ギャップのあるキャラクターが好きな人
  • アイドルやアイドル系声優が好きな人
  • 可愛い女の子のフリフリな衣装が好きな人
  • 女の子同士の恋模様(百合)が好きな人

などにオススメの作品ですよ(‘ω’)ノ

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漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』の基本情報

ジャンル 学園モノ、コメディ、日常
作者 河合 朗
出版社 KADOKAWA/メディアファクトリー
巻数 全5巻
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漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』のあらすじ・特徴

1:ギャルだけど実はオタク

見た目は完全なギャルである早乙女まりあ。

学校でも周囲からはイケてるグループに属するギャルな女子として見られており、少し怖がられるくらいの存在なのですが、実は超が付くほどのアイドルオタクだったのです。

まりあはかつてケンカに明け暮れる日々を過ごしていましたが、ある日街中で『TEN(てん)』という名前でアイドル活動をしている女の子のライブを目にします。

誰も人がいないにも関わらず、一生懸命に笑顔で歌って踊る彼女の姿に一瞬で心奪われ、その日からアイドル『TEN』の熱狂的なファンに。

しかし、ギャルとして見られている自分の立場や、同じギャル友達に“自分がアイドルオタクである”ということがバレたらマズいと考え、学校ではオタクであることを隠しながら生活を送っていました。

2:オタクであることがバレる

そんなある日、ギャル友達の誘いを断って、アイドル『TEN』の初回限定握手券付きCDを購入しに行くまりあ。

無事にゲット出来た嬉しさから力強くガッツポーズを決め、『TEN』の可愛さ・尊さをひとりで噛みしめていると、「何か落としましたよ」と誰かに声をかけられます。

まりあはガッツポーズをした拍子に握手券を落としており、それをたまたま近くにいた人が拾ってくれたのです。

握手券を拾ってくれた人は続けざまに、「TENちゃんお好きなんですか?」とまりあに聞きます。

まりあは「天使というか、あたしのイチオシで~」と答えながら拾ってくれた人をパッと見ると、そこにはクラスでも地味で存在感の薄い音無 天音(おとなし あまね)の姿が。

自分が萌え系アイドルオタクだということを知られてしまったまりあはテンパりますが、音無とやり取りを交わし、なんとか黙っていてくれることに決まってひと安心。

3:地味だけど実はアイドル

後日、まりあは男子のオタク友達と一緒に『TEN』のライブへ行くのですが、応援に熱が入り過ぎて、ライブ終了後に体調を壊してしまいます。

救護室まで運んでもらったまりあは少し横になって休憩しますが、喉が渇いたので水を探しに周辺を探索。

そこでふと、ドアが少し空いている部屋が目に入り、なんとなく中に視線をやると、そこには大好きな『TEN』の姿を発見。

あまりの突然なことに驚きと興奮を隠せないまりあでしたが、さらに目の前でTENが“被っていたウィッグ”を外すところも見てしまいます。

すると、ウィッグの下から現れたのは“クラスでも地味で存在感の薄い音無 天音”でした。

実は音無天音は普段は地味な女の子なのですが、裏では『TEN』という名前で活動しているアイドルだったのです。

目の前の出来事に驚愕してしまったまりあはその場で倒れ込み、その拍子にドアが開いてしまい、中にいた音無と目が合ってしまいます。

何も言えない状態のまりあにガツガツと詰め寄る音無は胸ぐらを掴み、不敵な笑みを浮かべながら「このことみんなにはナイショね」「言ったらどーなるかわかるよね……?」と言い、スマホの画面に映し出された“まりあが握手券付きCDを購入してガッツポーズを決めている瞬間の動画”を見せてきます。

音無の正体を知ってしまったまりあですが、自分がアイドルオタクであるという証拠を弱みとして握られてしまっているので、誰にも言うことが出来ず、お互いに秘密を共有しながら過ごしていくこととなります。

4:秘密を共有しながら過ごす日常コメディ

ギャルだけど実はオタク、地味だけど実はアイドルというお互いの秘密を知ってしまったことから、ほとんど接点の無かった2人が秘密を守りつつ、日常を過ごしていくコメディな作品です。

まりあは音無の正体を知ってしまいましたが、それでもアイドルとしての彼女(TEN)に対する愛は変わらず、普段の音無とは普通の友達として接するようになっていきます。

音無も学校では地味で存在感が薄いため、友達と呼べる人はほとんどいませんでしたが、秘密を共有することをきっかけにまりあと少しずつ距離を縮めていきます。

まりあのTENに対する気持ち悪い(褒め言葉)愛情に音無が軽く引いてしまったり、音無の素直になれない性格からまりあに対してツンツンとした言動をしたり等、微笑ましい距離感を保ちながら進んでいく物語がとても良いです。

漫画としての構造も4コマ漫画なのでテンポ良く読めます。

また、物語が進むにつれてキャラクターが増えていくのですが、みんな何かしら秘密を持っていたり、上手い具合にお互いの正体がバレないようになっていたりして、複雑な相関関係が展開していくのも本作の特徴かと。

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漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』の魅力的なところ

1:音無(TEN)がめちゃくちゃ可愛い

普段の地味で存在感の薄い音無は口数が少なく、前髪で右目が隠れていたり等、全体的に暗い印象の女の子ですが、まりあとの出会いをきっかけに激しめのツッコミやツンツンとした言動をする可愛い部分が多く見られるようになります。

まりあのTENに対する想いに少し引いてしまうこともあるけれど、誰も見向きもしなかった頃からTENだけを応援し続けてくれたり、TENの正体を知ったあとでも変わらず好きでいてくれたり、アイドルではない普段の自分にも友達として接してくれたりという、まりあに少しずつ惹かれていく音無。

そのため、まりあが他の人と仲良くしているのを見るとムカムカとした感情が沸き起こって、自分が知らない内に嫉妬してしまうほどまりあに好意を寄せていることに気付きながらも、恥ずかしいのでそれを認めようとしない様子が非常に可愛いですw

特に4巻では、まりあのことをがっつり意識してしまう自分に気が付いた音無が、色々な勘違いのせいでまりあに自分の気持ちを知られてしまったと思い込んでしまう場面は最高でしたw

また、背も小さくて小動物のような見た目の可愛らしさも音無の魅力ですね。

とまあ、普段の音無はこんな感じで可愛いのですが、アイドル『TEN』として活動している時もめちゃくちゃ可愛いです。

垂れていた前髪は左右で結んだツインテールに代わり、マネージャー自作のフリフリなアイドル衣装を身に纏って、ナチュラルな感じで少しだけお化粧を施したその姿はまさに天使級の可愛さ。

アイドルモードの時は仕草や言動も全てアイドルらしくなっており、普段の地味な音無からは想像も出来ないほどキラキラと輝いている女の子になります。

1巻にて、勉強を頑張ったまりあへのご褒美として、ライブ中に客席にいるまりあへ投げキッスをする場面があるのですが、これにはまりあのみならず、読者である私の心もがっちりと掴まれましたw

joker
joker

後ほど書きますが、作者の河合 朗さんの魅力的な画風も音無(TEN)の可愛さを強く引き出している要因だと思います

2:まりあのキャラクターが良い

まりあは普段、ギャルな女の子として振る舞っていますが、実は超が付くほどTENちゃん一筋のアイドルオタク。

学校やギャル友達の前ではオタクであることがバレないように過ごし、自分がオタクであることを知っている音無や妹のゆりあ、オタク友達などの前では気持ち悪がられるほどオタクな姿を全開にするという、まりあのキャラクターがとても面白くて良きですw

また、まりあはオタクではあるけど基本的にはギャルなので、コミュニケーション能力は非常に高いです。

なので、逆にコミュニケーション能力が低くて人付き合いが苦手、心を開いて付き合えるような友達がいない音無の心を開かせてくれるような立ち位置にあります。

オタクモードな時はTENちゃんへの想いが深すぎて気持ち悪い(褒め言葉)ですが、普段のギャルな女の子の時は音無のことを1人の友達として大切に想う優しくて気遣いの出来る良い子というギャップがこれまた好感が持てるんですよねぇ。

3:百合っぽい要素がある

本作はそこまで深く言及・描写している部分はありませんが、言葉の端々、キャラクターたちの感情の流れ、物語の展開などから、ある程度の百合要素を感じることが出来ます。

  • まりあがお互いの秘密を第三者へバラしたことにショックを受ける音無が、「2人だけの秘密だと思っていたのに…」と悲しい気持ちになるが、実は勘違いだったと分かって赤面したり
  • まりあとオタク友達の男子が2人きりで話しているところを見て、付き合っているかもしれないと思っていたが、実は普通にTENちゃんの話で盛り上がっていただけと分かってホッとしたり
  • ライブにまりあが来ていないことを気にしていないと自分に言い聞かせるも、ライブ終了後、無意識で会いたい気持ちが先行して、まりあのバイト先の帰り道に足が向いてしまったり
  • まりあが他の女の子と仲良く2人で遊んでいるところを目撃した音無が、ほぼ1日中尾行し続け、自分の行き過ぎた行動に疑問を感じつつも、自身の中にある恋心にも近い強い嫉妬心があることに気付いたり

などなど。

よく見てみると、音無がまりあに惹かれていき、ただの友達には本来抱かないような嫉妬と恋心の狭間のような感情を持つようになっていく場面がほとんどです。

今までアイドルであることを秘密にし、誰とも心を開いて接することが出来ず、地味に目立たないような生活を送っていた音無にとって、秘密を共有するまりあという存在がとても大事なものへと変化していくという感じですかね。

音無の性格上、まりあに対しては素直になれず、ツンツンとした態度を取ったり、自分の感情をごまかしたりしてうやむやにすることが多く、そういったところを読者として見ているとついニヤニヤしてしまいますw

とまあ、こんな感じで本作はまりあと音無を中心に百合的な展開が少し垣間見える作品になっているのも魅力的なポイントですね。

4:画風にものすごく惹かれる

これは私個人の好みなので客観的な魅力というわけではありませんが、本作の作者・河合 朗先生の描く絵は何故か私にはめちゃくちゃ魅力的に見えますw

画力がずば抜けて高いとか、他の誰よりも絵がめちゃくちゃ上手いというわけではありません。

もちろんプロの作家さんとして十分すぎるぐらいの画力や絵心を持っているのは当たり前なのですが、それよりもなによりも河合先生の場合は、“その人にしか描けない画風”が備わっているように思います。

特に瞳を中心とした顔パーツの配置と構造、それによって作られる表情がめちゃくちゃ良い。

漫画本編の絵も好きですが、各話の扉絵に描かれる音無(またはTEN)の絵が死ぬほど可愛い(特に2巻16話はマジで好き)

また、アイドルの衣装を中心とした服装の描き方も陰影が少なく、フリルのような細かいものでも無駄な線、いらない線がほとんど無くてすっきりとした見た目になっているにも関わらず、しっかりと女の子の可愛らしさが表現されていて、「ああ、この人の絵めちゃくちゃ好きだわ……///」ってなりましたw

4コマ漫画なので細かい描き込みは少なく、全体的にシンプルですっきりとした印象の作品ですが、このような感じの魅力的な絵は他であまり見たことがありません。

もし、本作の表紙を見て「あ、かわいい…」ってなったら買うべきだと思います。

joker
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1巻表紙の音無も可愛い。吸い込まれそうな瞳がたまらない///

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漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』の微妙なところ

1:登場人物の関係性がやや複雑

本作は、まりあと音無という2人の女の子がお互いの秘密を共有することを主軸として物語が展開していきますが、徐々にキャラクターが増えていくにつれ、相関関係が少しばかり複雑になっていきます。

他の作品でもキャラクターが増えれば相関関係が複雑になるのは当たり前ですが、本作の場合だと、主役の2人以外のキャラクターも何かしらの秘密を持っており、すれ違いのような関係性がいくつか生じてきます。

例えば、ミッチーという女の子が登場するのですが、彼女も普段は普通の学生だけど実はTENと同じ事務所でアイドルをやっており、TENをライバル視しているくせに音無の正体がTENであるということにまったく気が付かないとか、

まりあのギャル仲間のやよいという女の子は、アイドルにまったく興味無いけれど、実は姉がTENのマネージャーをしていて、姉が風邪で寝込んだ時にピンチヒッターとしてTENのライブ会場へお手伝いに行くも、TENが音無であることに気が付かなかったり等。

物語が進むほどキャラクターが増え、キャラクターが増えるほど、すれ違う関係性が複雑になっていきます。

キャラクターの数もそれなりに多く、全員が複雑な関係性を持つというわけではありませんが、人によっては「あれ?この子って○○の正体知ってたっけ?」「あれ?この子はこの子とどういう関係だっけ?」ってなるかもしれません。

私は発達障害と軽度の知的障害を持っていて物事の理解力が低いため、少しだけ頭がこんがらがっちゃいましたw

でも何度か読んでいれば関係性はすぐにわかるし、物語も面白いし、キャラクターも魅力的だし、絵も最高に可愛いのでまったく問題は無いと思います。

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まとめ

©Roh Kawai 2016 漫画『ギャルとオタクはわかりあえない。』1巻 表紙より引用

『ギャルとオタクはわかりあえない。』は、ギャルだけど実はアイドルオタクな女の子と、地味で存在感が薄いけど実はアイドルな女の子が、お互いの秘密を共有し合うコメディ4コマ漫画(百合的なラブ要素もあり?)

お互いの秘密を共有しながら過ごしていく毎日の中で、少しずつ友達としての距離を縮めていく2人の様子が非常に微笑ましくて面白い作品です。

また、アイドルとしての葛藤や悩み、ファンとしての振る舞いや在り方などにも少し触れているので、三次元のアイドルが好きな人(もしくはアイドルとして活動している人)にもオススメかなと。

  • 「地味な女の子が実は…」みたいな話が好きな人
  • すれ違いや勘違いで展開する物語が好きな人
  • ギャップのあるキャラクターが好きな人
  • アイドルやアイドル系声優が好きな人
  • 可愛い女の子のフリフリな衣装が好きな人
  • 女の子同士の恋模様(百合)が好きな人

などは迷わず買うべき。

個人的には隠れた名作と言っても過言ではないと思います。

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この記事を書いた人
joker

重度の精神障害と発達障害、ADHD、HSP、小児性愛などを抱えている無職歴10年以上の社会不適合者。

酒に溺れながら絵を描いたり、立体物を作ったり、ブログを書くのが日課。

自殺する予定で生活しているので、ブログの更新が止まったら私が自殺したと思ってください。

※詳しいプロフィールは上に書いてある“joker”をタップ or クリックすれば見れます。

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