漫画『八雲さんは餌づけがしたい』感想・レビュー【お姉さんと野球青年のご飯交流】

スポンサーリンク

©2016 Satomi U 漫画 八雲さんは餌づけがしたい 1巻 表紙より引用

未亡人のお姉さんと腹ペコ野球青年のご飯交流ハートフルストーリー。

料理が趣味の未亡人・八雲さんの毎晩の習慣は、隣に引っ越してきた野球部の高校1年生・大和翔平くんに晩御飯をご馳走すること。男子高校生を家へ呼んでるなんて人には言えないけれど、誰かにご飯を食べてもらえる事は、本当に、本当に嬉しい…!

(引用:八雲さんは餌づけがしたい – ヤングガンガン)

『八雲さんは餌づけがしたい』の感想・レビューです。

  • ハートフルなストーリーが好きな人
  • ご飯を通した温かい交流が見たい人
  • メガネ美人で可愛いお姉さんが好きな人
  • 純朴で野球一筋な男子高校生が好きな人
  • 歳の差などの微妙な距離感のある関係に萌える人

などにオススメの作品ですよ(‘ω’)ノ

注意事項

  • 作品への感想は私の個人的な意見です。作者様の意図とは異なる場合がございます。また、感想の内容は時期によって多少変化するので、修正・変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 当記事には作品をわかりやすく伝えるために、一部分を引用させていただいております。詳しくは当ブログのプライバシーポリシーをご参照ください。
  • 当記事にはネタバレの要素が含まれている可能性があります。ご注意ください。
スポンサーリンク

『八雲さんは餌づけがしたい』とは?

基本情報

ジャンル 料理・グルメ、ラブコメ
作者 里見U
出版社 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
概要・あらすじ
1人暮らしの未亡人・八雲柊子は、ある日作りすぎてしまった料理を気まぐれでアパートの隣の部屋におすそ分けに行った。すると、隣に住む少年・大和翔平は、玄関先で八雲の料理を一気にたいらげてしまう。その食べっぷりと1人暮らしらしき室内の様子を見た八雲は、自分が作った料理を人にふるまう、通称「餌づけ」が元々好きなこともあって、また料理を作ってあげたいと思い、彼を自分の部屋での夕食に招く。それ以来大和は八雲の家で夕食を食べるようになり、二人は次第に交流を深めていく。

(引用:八雲さんは餌づけがしたい – Wikipedia)

主要なキャラクターたち

八雲柊子

漫画 八雲さんは餌づけがしたい 1巻43Pより引用

  • 旦那さんを亡くしている未亡人のお姉さん
  • 自分が作った料理を人にふるまう“餌付け癖”がある
  • 料理が得意で簡単なものから凝ったものまでパパッと作れる

アパートの隣室に住んでいる高校生の大和くんと出会い、彼のズボラな食生活を知ったことから、世話好き(餌付け癖)が発動。

その日から部活終わりの大和くんのために美味しいご飯を作ってあげるようになる。

旦那さんと知り合ったきっかけも“適当な食事をしていたところ”を見て、お弁当を作ってあげるという“餌付け癖”な行動からである。

 

大和翔平

漫画 八雲さんは餌づけがしたい 1巻70Pより引用

  • 八雲さんの隣に住んでいる男子高校生
  • 野球部に所属しており、期待のエースとして注目されている
  • 表情があまり表に出ず、朴訥とした印象がある

実家から離れてアパートで一人暮らしをしているため、食事はコンビニ弁当やカップ麺などの適当なものになっていた。

しかし、ある日に八雲さんと知り合い、そこからほぼ毎日のように美味しいご飯を作ってもらえるようになる。

今まで野球一筋だったので色恋沙汰とは縁遠いが、八雲さんのことを少しずつ意識するようになっていく。

さくらという小学生の妹が1人いる。

 

作者:里見U先生について

上記のサイト等から作品の最新情報などをチェックすることが出来ます。

Twitterでフォローして応援しましょう。

(`・ω・´)b

スポンサーリンク

『八雲さんは餌づけがしたい』を読んだ感想

本作は“餌付け癖”のあるメガネ美人な八雲さんが、隣に住んでいる野球部の男子高校生・大和くんに美味しいご飯を作って上げて、少しずつ餌付けしていくという作品。

これだけ聞くと「え?エロマンガなの?」って思うかもですが、エロい要素はありませんw

旦那さんを無くした未亡人の八雲さんと、野球一筋で恋には疎い大和くんという、歳の差も境遇も違う2人が“温かいご飯”を通して交流する姿がとても微笑ましいハートフルなストーリーです。

漫画 八雲さんは餌づけがしたい 2巻110Pより引用

 

誰かにご飯を作ってあげるのが好きな八雲さんは、食欲旺盛な大和くんの食べっぷりに応えるために毎回美味しいご飯を作ります。

大和くんの好みや性格を分析して、あの手この手で喜ばせようとご飯を作っている八雲さんが個人的にはめちゃくちゃ可愛く見えました(*´ω`*)

そして、野球部のキツい練習を終えて帰宅した大和くんが、作っておいたご飯をものすごい勢いでもりもりと食べる姿を見て、一喜一憂する八雲さんの様子もこれまた可愛い。

 

そんな餌付けの対象である大和くんはアパートで1人暮らしをしている男子高校生。

毎日食べるのはカップ麺やコンビニ弁当だったのですが、ある日から隣の美人なお姉さんが温かい手料理を振る舞ってくれるようになるわけですね。

羨ましすぎるだろ……!

しかし、大和くんは野球以外のことには疎いので、読者が思い描くようなエッチな妄想や展開にはなりません。

でも、やはり年頃の男の子なので、毎日のようにご飯を通して交流を深めていくうちに、八雲さんのことを意識し始めていくんですねぇ。

餌付けがしたい未亡人な八雲さんと、最初はご飯を食べていただけなのに段々と意識しちゃうようになっていく大和くんという、2人の微妙な距離感が見ていてとても面白い。

あと、読んでるとお腹がすいてくる(飯テロ注意)

 

本作は主に八雲さんと大和くんのご飯を通した交流がメインとして描かれていますが、大和くんが通う学校の様子や、野球部での練習風景、同級生たちとのやり取り等も描かれています。

また、大和くんには西原ルイという女の子の幼馴染がおり、この子が非常にコミカルなキャラクターなので、ハートフルで柔らかい印象の本作のテンポを程よく回してくれます。

大和を餌付けしている八雲さんに嫉妬心をむき出しにしたり、寝ている大和の身体にサラダ油を塗りたくって興奮したり等。

漫画 八雲さんは餌づけがしたい 4巻162Pより引用

幼馴染というか「ただの変態やん」って感じのルイちゃんが非常に面白い(根は良い子やで)

他にも八雲さんの友人である由梨(ゆり)という、がさつな性格で酒好きという八雲さんとは正反対のキャラクターだったり、さくらという大和くんにそっくりな妹がいたり等、2人の周囲にいるキャラクターたちもなかなか良いんですよねぇ。

 

本作の主人公である八雲さんは旦那さんを無くした未亡人という設定ではありますが、それほどシリアスな展開はありません。

ただ、八雲さんの性格は明るくてたまにドジなところがあるので、過去のことに対して暗い感情をいつまでも抱えているタイプには見えませんが、時折、亡くなった旦那さんの面影が大和くんに重なるという場面があります。

八雲さんが大和くんにご飯を作ってあげるのは、単純な“おせっかい”や“世話好き”などの理由だけでなく、大和くんに対してどこかに旦那さんを見ているからなのです。

旦那さんを亡くしてから1人で過ごした八雲さんにとって、大和くんの存在はかなり大きなものになっているのだと思います。

 

また、大和くんのほうも八雲さんとの出会いで少しずつ変化していきます。

最初は普通にご飯を食べさせてもらうだけだったのですが、徐々に八雲さんのことを意識するように。

甲子園を目指して野球に打ち込む日々と、毎日のようにご飯を作って待っていてくれる八雲さん。

暖かいご飯のおかげでキツい練習にも耐え、頑張ることが出来ているのではないかと。大和くんにとっても八雲さんは大きな存在になっているようですね。

 

でも大和くんは今まで野球しかやっておらず、恋なんてしたことが無いので、自分の中の八雲さんに対する感情が上手く整理出来ない様子。

そんな初めての感情・複雑な感情に戸惑う年頃の男子高校生と、大和くんの気持ちを知らない八雲さんの餌付けっぷりを見ていると、「この先2人の関係はどうなっていくんだろう?」と気になります。

作品のジャンルとしては、ストレートに恋愛感情を描いているわけではないので、ラブコメというよりも普通のコメディ漫画という印象のほうが近いと思いました(正確にはグルメ漫画ですけどね)

  • ハートフルなストーリーが好きな人
  • ご飯を通した温かい交流が見たい人
  • メガネ美人で可愛いお姉さんが好きな人
  • 純朴で野球一筋な男子高校生が好きな人
  • 歳の差などの微妙な距離感のある関係に萌える人

などにオススメしたい作品です(‘ω’)ノ

スポンサーリンク

『八雲さんは餌づけがしたい』の魅力的なポイント

ここからは私が実際に読んで、魅力的に感じたところをもう少し掘り下げてご紹介します。

1:八雲さんのリアクションが可愛い

八雲さんが大和くんのためにあれこれ考えて、美味しいご飯を作ろうと頑張る様子や、作ったご飯を美味しそうに食べてくれたことに対するリアクションがとても可愛いです。

漫画 八雲さんは餌づけがしたい 1巻58Pより引用

見た目はメガネ美人で清楚な感じのお姉さんですが、実はとても表情豊かで可愛らしいキャラクターなのです。

 

2:八雲さんがたまに見せる抜けてるところが可愛い

キャラクターの位置づけとしては年上のお姉さんなので、しっかり者な面が濃く描かれていますが、たまに見せる“どこか抜けているところ”、“ドジっ子なところ”などの面もあるので非常にギャップ萌えします。

 

3:思春期な大和くんに萌える

野球一筋で色恋沙汰とは程遠い大和くんが、八雲さんに対して少しずつ恋心のような感情を抱いていく様子がめちゃ良いです。

八雲さんがたまに見せる抜けているところとして、キャミソールなどの胸元が開いた服装で大和くんと接する場面があるのですが、この時の大和くんの恥ずかしさからくるドギマギ感や焦っている表情が可愛い。

やはり思春期の男子に八雲さんは少々刺激が強いようですねw

 

4:ルイが良いキャラクター

大和くんの幼馴染であるルイちゃんは、本作の中で最もコメディ感の強いキャラクターで、作品全体のテンポを程よく回してくれます。

大和くんと仲良くしている八雲さんに嫉妬心を剥き出しにしたり、寝ている大和くんの体にサラダ油を塗りたくって興奮したりなど、ちょっとアレな子ではありますが、大和くんのために対戦校の選手たちの情報を調べあげたり、普段は大和くんに色々とちょっかいをかけるけど、試合が近い時は「邪魔をしたくないから」と、きちんと身を引く良い子ちゃんなのです。

個人的には八雲さんの次ぐらいに好きなキャラクターですね。

 

5:料理が美味しそうで見てると腹が減る

本作は画力がそこまで高い作品ではないので、ご飯の描写自体はそれほど魅力的ではないのですが、八雲さんが調理している様子や、大和くんの気持ちの良い食べっぷりを見ていると自然とお腹が空いてきます。

夜中やダイエット中に見るのは危険かもしれませんw

 

スポンサーリンク

『八雲さんは餌づけがしたい』の微妙なポイント

ここからは私が実際に読んで、微妙だと感じたところをもう少し掘り下げてご紹介します。

1:画力はそれほど高くない

はっきり言ってしまいますが、本作は画力が高い作品ではありません。素人目に見ても所々におかしく感じる描写が多々見られます。

絵としての全体の情報量は十分なのですが、描き込み具合は他の作品と比較すると薄い部類に入ります。人によっては「質素」「チープ」な印象を受けるかもしれません。

絵で魅せるというよりも、ストーリーやキャラクター、テンポで魅せる作品だと思います。

 

スポンサーリンク

まとめ:未亡人のお姉さんと純朴な野球青年の温まるご飯交流

©2016 Satomi U 漫画 八雲さんは餌づけがしたい 1巻 表紙より引用

本作は、旦那さんを亡くした未亡人のお姉さんと野球一筋な男子高校生の“ご飯を通した温かい交流”がとても魅力的な作品でした。

全体のテイストは緩やかなコメディ漫画という感じで、テンポ良く進んでいき、楽しく読むことが出来ました。

未亡人としての哀愁がわずかに漂いながらも、大和くんとの出会いで活気のある日常を取り戻していく八雲さん。

野球での厳しい練習によって空腹となった育ち盛りの胃袋を満たしてくれる八雲さんと出会いで、より一層頑張れるようになる大和くん。

年齢も境遇も異なる2人が互いに影響し合って前に進んでいくストーリーがとても良いと感じました。

所々で見れる2人の微妙な距離感を感じられる場面も、読んでいてニヤニヤしてしまいますw

  • ハートフルなストーリーが好きな人
  • ご飯を通した温かい交流が見たい人
  • メガネ美人で可愛いお姉さんが好きな人
  • 純朴で野球一筋な男子高校生が好きな人
  • 歳の差などの微妙な距離感のある関係に萌える人

は、一度読んでみることをオススメします。

作者を応援
本作の作者、里見U先生関連のサイト等をチェックして応援しましょう。
(`・ω・´)

この記事を書いた人
joker

重度の精神障害と発達障害、ADHD、HSP、小児性愛などを抱えている無職歴10年以上の社会不適合者。

酒に溺れながら絵を描いたり、立体物を作ったり、ブログを書くのが日課。

自殺する予定で生活しているので、ブログの更新が止まったら私が自殺したと思ってください。

※詳しいプロフィールは上に書いてある“joker”をタップ or クリックすれば見れます。

jokerをフォローする
マンガ
スポンサーリンク
この記事を拡散する
jokerをフォローする
人生は死ぬまでのひまつぶし
タイトルとURLをコピーしました